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腕時計の防水性の注意点

時間とともに防水性は悪くなります

時計
 ウラブタとケースの間や、ガラスとケース、竜頭、ボタンにはパッキンというゴムまたはプラスチックの防水材がはさまっております。

 しかし、これで100%水が入らないと言う訳ではございません。パッキンの弾力がなくなったり、パッキンについているシリコンオイルが流れ落ちたりして、防水性は、時間とともに落ちていくものです。

 修理の時にウラブタを一度開けると、必ず汚れを取り、パッキンにシリコンオイルを塗布するなど、防水処置をしてからウラブタを閉めます。

 しかし、パッキンの老化や変形によって、新品の時計よりも防水性を保つ時間はいくらか短くなってしまいます。

防水時計の日常の手入れ

 水や汗などがウラブタの隙間に入るとサビの原因となります。この汚れを取るとき、アルコールやベンジンなどを使わないでください。

 これらの液を使うとゴムパッキンの劣化やパッキンについているシリコンオイルが流れ落ちてしまい、防水性がひどく落ちます。

 水や汗がついた時は、乾いたきれいな布で拭き取ることをおすすめします。

防水表示と防水性

 3気圧防水と明示してある時計では、30メートルの深さまで沈める事をいいますが、それは、その深さで静止している時の時計にかかる気圧です。

 水の中で時計を動かせば、それ以上に高い水圧がかかります。

 ですから、3気圧防止の時計でも、実際に30メートルの深さで泳げる訳では、ありません。

気圧表示とm表示(メートル表示)の違い

 「20気圧防水」と「200m防水」とでは、ともに200mの深さでの水圧に耐えうる事をいいますが、実はこれらは、防水性が違います。

 「200m防水」とメートル表示で指定してある時計は、200mの深さでのダイビングを保障してある時計です。

 つまり、「気圧」表示と「m」表示とでは、「m」表示の方が、防水性は高いのです。

防水性の目安

 日常生活防水は濡れる程度、ダイバーウォッチは水につける程度、本格的ダイバーウォッチは泳ぐ程度。

 3気圧防水、5気圧防水では、手洗いや雨などで、水がかかる程度。
 10気圧防水、20気圧防水では、水仕事などで、水につける程度。
 100気圧防水、200気圧防水では、水面で泳いだりする程度。
 200m防水では、スキューバーダイビング(空気ボンベを使用する浸水)が出来る程度。
 300m防水、500m防水、1000m防水では、飽和浸水(ヘリウムガスを使用する浸水)が出来る程度。

ウラブタの形式と防水性の違い

 ウラブタの形式には、主に3種類くらいあります。食い込ませているだけのスナップ式(ポコ)といいます。

 ウラブタ自体がねじになっている、スクリュー式。4個以上の小さなネジで止めてある、ネジ式などです。

 スナップ式より、スクリュー式やネジ式の方が防水性は高い様です。

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